自衛官が誇りを持って生涯を送るために、処遇改善が急務。自衛官の階級も再考の時期
先日、地元御殿場の板妻駐屯地の創立記念式典に参加しました。私の地元には陸上自衛隊富士学校を含む4つの駐屯地があり、毎年十数回にわたり陸自の施設を訪問する機会があります。その際には、幹部だけでなく、陸曹や陸士など現場の隊員の話を直接聞くことを心がけています。この姿勢の原点は、国会議員として駆け出しだった頃に板妻駐屯地で経験した体験入隊にあります。隊員やその家族の切実な声を聞き、彼らの現実を知る中で、自衛官の処遇の低さを何とか改善しなければならないという強い思いを持つようになりました。…
