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「いつまでも被災者だという不幸に甘んじるわけにはいかない」遠藤雄幸川内村長にお聞きしました

2021.03.08

間もなく3.11から10年を迎える。この間、被災地は多くの困難を乗り越えて復興してきたが、特に福島県の浜通りでは少子高齢化、過疎化が急速に進展し、社会機能をいかに維持するかが大きな課題となっている。あたかも私たちがタイムマシーンに乗って未来に行ったかのように、いずれ来るだろう課題を先んじて見せつけられるようだ。

ではその課題、先進国・日本の中の課題をいかに読み解き、先進地・福島において何をすべきなのか。避難指示を経験した中でも、中山間地域にあり決して交通や生活の利便性が良いわけではない川内村の取り組みは、一つの可能性を我々に見せてくれているように思う。社会学者の開沼博氏とともに、福島県川内村の遠藤雄幸村長から話を聞いた。

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