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2021.12.23

激動の一年を振り返って

自民党静岡県衆議院支部の設立

 

令和3年が幕を閉じようとしています。無所属議員から激しい逆風の中の総選挙を経て自民党議員へ、まさに激動の一年となりました。

12月14日、自民党静岡県連に自民党静岡県衆議院支部を設立することができました。想定していた以上に早い決着に至ったのは、総選挙とその後の地元の皆さまの絶大なる後押しと、自民党本部および静岡県連の方々のご配慮によるものです。この場を借りて感謝申し上げます。

マスコミの皆さんから頻繁に「次の総選挙の自民党公認は?」と聞かれますが、選挙は「ことを為す」ための手段であって目的ではありません。私の責任は、静岡5区で明確になった民意を受けて国家国民と地元のために全力で働くことです。

 

現実主義に根差した安全保障政策を実現するために

 

久方ぶりに安全保障委員会の委員になり、自民党の安全保障関係の会議にできる限り出席するようにしています。新参者として当面は発言を控えていますが、国防部会のひな壇には歴代防衛大臣が並び、北朝鮮のミサイルや台湾有事など現実に根差した議論は聞きごたえがあります。

安保法制を議論した2015年から月日が経過し、わが国の安全保障環境は激変しました。敵基地攻撃能力の議論に注目が集まっていますが、最も深刻なのはサイバーや研究開発の面で諸外国に後れを取っていることです。

周辺国の暴走を抑止するために精強な自衛隊が不可欠であり、安全保障でカバーすべき領域はサイバーや先端技術に拡大しています。非戦のために、わが国は強くなければなりません。

2022年には「国家安全保障戦略」「防衛大綱」「中期防衛力整備計画」の三文書の改訂が同時に行われます。今回の三文章の同時改訂は、わが国にとって死活的に重要です。この時期に国の安全保障の根幹にかかわる議論に加わることに、大きなやりがいと責任を感じています。

これまで厳しい時間が長く続きました。それを乗り越えることができたのは皆さまのおかげです。これからは結果を一つずつ出していくのが私の役割です。